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バターロールの保存方法!常温や冷蔵での保存期間と消費期限について

バターロールの保存方法!常温や冷蔵での保存期間と消費期限について 食べ物の知識

朝ごはんにぴったりなバターロール、好きな方も多いでしょう。安く手に入ったり、自家製でたくさん作ったりすると、消費期限が気になることがありますよね。そんな時は冷凍保存が便利です。

今回は、手作りバターロールの保存方法や、コンビニ・スーパーで買える市販品の消費期限、冷凍保存に向かないバターロールなど、バターロールの適切な保存方法について詳しくご紹介します。

 

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手作りや市販のバターロールを冷凍保存する方法

手作りや市販のバターロールを冷凍保存する方法

・手作りバターロール:冷凍保存可能
・ネオバターロール:冷凍保存可能(目安として2週間)

結論として、バターロールの保存方法は「早めに食べるなら常温、長く保存するなら冷凍」が適しています。手作り、パン屋で購入、市販品のネオバターロールなど、いずれも冷凍可能です。

市販のネオバターロールは通常、購入後3日ほどの賞味期限が設定されていますが、メーカーの案内によれば「2週間程度まで冷凍保存が可能」とされています。ただし、注意点としてマーガリン入りのロールパンには気をつけましょう。

マーガリン入りロールパンは、冷凍することで解凍後に油分がベタつき、食感が損なわれるため冷凍は推奨されていません。ただし、適切な解凍方法を使うと、そのベタつきが多少軽減されるので、試してみるのも良いかもしれません。

ロールパンサンドは当日中に!バターロールにベーコンやハム、ウインナー、スクランブルエッグなどを挟んでサンドイッチにする場合は、当日中に食べるのがベストです。こうしたロールパンサンドは総菜パンに分類されるため、新鮮なうちに召し上がることをおすすめします。

基本は常温と冷凍、冷蔵はNG!

・冷蔵庫で保存するとパン生地がパサつく
・温度が0〜3度になるとパン生地から水分が抜ける

バターロールを冷蔵しない方が良い理由は、小麦粉が多く使われたパン生地は0〜3度で水分が抜けやすく、冷蔵庫に入れると乾燥してしまうためです。冷蔵庫の温度は通常2〜6度で、パン生地には適していません。

ただし、夏の暑い時期に常温が心配な場合は、ラップで密封し冷蔵庫で一時的に保管することも可能です。

次に、バターロールの保存方法と日持ちについてもう少し詳しくご紹介します。

 

バターロールの常温保存方法と日持ちの目安

バターロールの常温保存方法と日持ちの目安
手作りパンと異なり、コンビニで販売されているパンには「乳化剤」や「pH調整剤」など、カビ防止や防腐効果のある添加物が使われています。このため、生地の劣化が抑えられるよう工夫されています。

コンビニパンは、パッケージの裏面にある保存指示(「直射日光を避け、涼しい場所で保存」や「賞味期限・消費期限内に消費」)に従うことで問題なく保管が可能です。

一方、パン屋のパンや自家製バターロールなどの手作りパンには、保存料が使用されていないため、常温での保存にはいくつかのポイントがあります。ここが悩みどころでもありますね。

・手作りバターロールの保存期間
・常温での保存目安:2~3日以内

自家製バターロールの保存可能期間は2~3日が目安です。乾燥を防ぐために「ラップでしっかり包む」または「1個ずつ保存袋に入れる」ことで、比較的長持ちします。

・常温保存の場所や温度について
・直射日光を避けた15~25度以下の場所

バターロールを常温で保存する際の適温は15~25度以下です。

通常、パンに関連する食中毒菌は25度以上で繁殖が始まることが多いため、常温保存する場合は「15度~25度以下」を基準にすると良いでしょう。

夏場は注意が必要!
5月~10月の時期は25度を超える日が増えるため、保存には特に注意が必要です。日本の気候では、5月から10月の間に気温が高くなる日が多いです。よくあるパンが傷んでしまう原因としては「購入後、車内に置き忘れてしまうこと」が挙げられます。夏の車内は直射日光が当たらなくても40度以上になることがあるので注意が必要です!

次に、さらに詳しくバターロールの保存方法と日持ちについて説明していきます。

 

バターロールの正しい保存方法:冷蔵庫は避けるべき?一時保管のコツ

バターロールの正しい保存方法:冷蔵庫は避けるべき?一時保管のコツ
バターロールは冷蔵庫で保管すると、パンの生地が変質しやすくなります。その理由は、小麦粉(強力粉や薄力粉を含む)に含まれる「デンプン」が0〜3度の温度下で水分を失い、生地が乾燥して固くなるためです。

・冷蔵保存は避けるのがベストですが、短時間であれば可能
・夏場には密封して保存

バターロールは冷蔵保管に適していません。食べきれない場合や大量に購入した場合には、冷凍保存をおすすめします。ただし、食べ残したり、室温が高くなると常温保存に不安を感じることもあるでしょう。

・冷蔵での保存期間:5〜6時間以内
・ラップで密封し、容器に入れて二重包装が必要
・冷蔵庫の温度が比較的高い場所で保管

バターロールを冷蔵する場合は、0〜3度の温度帯を避け、数時間程度の短期保管が可能です。少し乾燥しますが、「ラップで密封し、密閉容器に入れる」ことで空気を遮断し、冷蔵庫内で温度が高めの場所に置くと、比較的おいしく保てます。

冷蔵庫の温度設定はどのくらい?
・冷蔵室:2〜6度
・野菜室:4〜8度

バターロールを冷蔵保存する場合、お使いの冷蔵庫の温度を確認すると便利です。一般的に冷蔵室は2〜6度、野菜室は3〜7度に設定されています。

冷蔵庫内で3度以上の場所であれば、生地が固くなりにくく、短時間であれば保存が可能です。野菜室は温度的には適していますが、パンはにおいを吸収しやすい性質があるため、野菜室での保存は避けましょう。

比較的温度が高い冷蔵庫内の場所は?
・ドアポケット付近
・冷気の出口から離れた場所

冷蔵室内の温度は通常2〜6度ですが、冷蔵庫の場所によって温度に差があります。ドアポケット付近は比較的温度が高めで、冷気の出口付近は温度が低くなりやすい傾向があります。

頻繁にドアを開けると温度が上下しますが、「ドアポケット付近」や「2段目の広いスペース」であれば、3〜5度程度になることが多く、短時間の保管には適しています。

 

バターロールの冷凍保存で長持ち!効果的な保存方法とは?

バターロールの冷凍保存で長持ち!効果的な保存方法とは?
手作りしたバターロールや、パン屋さんでつい買い過ぎたバターロールを長く美味しく楽しむためには「冷凍保存」が最適です。パンは「乾燥」と「デンプンの老化」に弱いですが、冷凍することでこれらの問題を解決できます。

・冷凍保存の目安期間:1か月
・冷凍焼けを防ぐための推奨期間:2週間

バターロールを冷凍する際は、しっかり密封した保存袋に入れることで、約1か月間保存できます。ただし、冷凍焼けを防ぐには2週間程度で使い切るのがおすすめです。

冷凍保存は、手作りや購入したバターロールを長期間美味しく保つための最適な方法です。

バターロールの冷凍方法
・1つずつラップで包む
・ジップロックを2重に使用する

簡単な冷凍方法としては、バターロールを1つずつラップで包み、それをジップロックに入れて保存する方法が便利です。これで手軽に冷凍保存ができます。

・急速冷凍で柔らかさをキープ

バターロールは「アルミホイル+ジップロック」で保存することで、ふんわりとした食感を保つことができると評判です。パン生地の水分を急速に冷凍することで、味や食感がより良くなります。

見た目に違いはありませんが、急速冷凍することでパンの旨みと柔らかさがしっかり保たれます。

アルミホイルで冷凍するテクニック
バターロールをアルミホイルで包んで冷凍すると、短時間で冷凍できるため、ラップとジップロックの組み合わせ以上に風味や食感が良好に保たれます。この方法を試して、バターロールをおいしく保存しましょう。

 

冷凍バターロールを美味しく解凍&温める方法!

冷凍バターロールを美味しく解凍&温める方法!

冷凍バターロールの解凍方法
・常温で自然解凍:約3時間
・冷蔵で自然解凍:前日から冷蔵庫へ

冷凍したバターロールを解凍する際は、電子レンジを使用しない方法がおすすめです。食感と風味を保つためには、常温で3時間ほど置くか、食べる前日に冷蔵庫に移して解凍する方法が効果的です。

冷蔵庫で自然解凍する場合は、10~12時間を目安にすると良いでしょう。朝食に食べる場合、前日の夜8時か9時頃に冷蔵庫に入れておくと、ちょうど良く解凍されます。

解凍後の温め直し方法
・霧吹きでパンに水分を補う
・アルミホイルを使ってトースターで加熱

冷凍バターロールを電子レンジで直接温めるのは、急いでいるときに限るとよいでしょう。通常は自然解凍してから霧吹きで水分を加え、トースターや電子レンジのトースト機能で温め直すと、風味と食感がさらに引き立ちます。アルミホイルを使えば、焼きたてのような香ばしさも楽しめます。

 

バターロールの賞味期限と消費期限、切れても食べられる?

冷凍バターロールの解凍方法
・常温での自然解凍:約3時間
・冷蔵庫での自然解凍:食べる前日の夜に冷蔵庫に移す

これまで、バターロールの保存方法とその日持ちの目安について、温度や保管場所ごとの違いを詳しく解説しました。特に、手作りパンやパン屋の商品を基準にするのが一般的です。

賞味期限と消費期限の違い
コンビニやスーパーで販売されているバターロールには、賞味期限消費期限が記載されていますが、この2つには大きな違いがあります。・賞味期限
おいしく食べられる期間。見た目にカビがない、食感が変わらない、味に異変がないなど、問題がなければ期限を過ぎても食べられることがあります。・消費期限
安全に食べられる期間。比較的劣化が早い食品に設定されており、期限を過ぎたものは食べない方がよいでしょう。
・賞味期限切れ:まだ食べられる可能性あり
・消費期限切れ:安全面から食べるのは控えるべき

バターロールの場合も、賞味期限を少し過ぎても問題なく食べられることがありますが、消費期限を過ぎたものは食中毒のリスクがあるため避けるべきです。特に、消費期限を過ぎている場合は、腹痛や下痢、嘔吐などの症状が出る可能性がありますので注意が必要です。

賞味期限と消費期限の決定基準
賞味期限は、メーカーが以下の検査を基に決定します。

・微生物の繁殖状況
・理化学検査
・官能検査(味や香りの変化を確認)

また、同じ製造方法や保存条件の類似商品と同じ基準で賞味期限を設定する場合もありますが、多くの企業では独自の検査を実施しています。

消費期限は、製造日から食品が劣化し始めるまでの期間を調査し、その日数をもとに設定されることが一般的です。賞味期限は、この消費期限に対して安全な日数を掛けて決定されることもあります。

バターロールの期限切れを見極めるポイント
バターロールは、通常、保存期間が短い食品であるため「消費期限」の記載が多いです。消費期限を過ぎたバターロールは、食べないようにしましょう。一方、賞味期限が記載されている場合は、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありませんが、自己責任で慎重に判断してください。

 

期限切れのバターロールと傷んだパン、カビのリスクについて

期限切れのバターロールと傷んだパン、カビのリスクについて

・賞味期限を過ぎたバターロール
・カビの発生、風味や食感の変化

賞味期限を過ぎたパンについて、消費は推奨できませんが、短期間であれば問題なく食べられる場合もあります。ただし、賞味期限を2日以上過ぎたものは、保管状態に関係なく廃棄を検討する方が安全です。

判断のポイントとなるのは、「カビの有無」「風味や食感の変化」です。これらのいずれかに異常を感じた場合は食べないようにしましょう。パンは水分を多く含むため、菌が増殖しやすい食品です。

バターロールにカビが生える条件
・温度:25~30℃
・湿度:80%以上
・同じ袋内の他のパンにカビが移る可能性

賞味期限切れのバターロールは「風味や食感の変化」を基準に状態を見極める必要がありますが、見た目にカビが確認できる場合は明らかに劣化しています。

特に、パン生地は「25~30℃の温度」と「湿度80%以上」という条件下でカビが発生しやすく、これらの環境が整うとカビの繁殖が加速します。このため、梅雨の時期や5月末から7月上旬にかけては、カビのリスクが高まると考えられます。

さらに、保存方法にも注意が必要です。「個別にラップする」ことが推奨される理由は、同じ袋に複数のバターロールを保管すると、一つにカビが発生した際に他のパンにも広がりやすいためです。

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