砂糖30gは計量スプーンの大さじ何杯？60gなら？

日々の料理に欠かせない砂糖。 レシピの場合、グラム単位や大さじでの量が指定されることが多いですよね。

たとえば、砂糖はグラム、醤油は大さじで記載されているレシピもあります。 計量器が手元にない、または使用するのが面倒な時、砂糖をさじで計る簡単な方法を知りたいと考えている人も少なくないと思います。

この記事では、砂糖を大さじで正確に計る方法をご紹介します。 グラムから大さじへの換算表も掲載していますので、ぜひ役立ててください。

砂糖30gを計量する方法

砂糖30gを測定する際、これは大体「大さじ3杯と1/3」に相当します。具体的には、砂糖を計る場合「大さじ1杯」は約9gになります。そのため「大さじ3杯」は27gを表し、さらに「大さじ1/3」は3gですので、合計で30gになります。この計算は、30g＝27g（大さじ3杯）+3g（大さじ1/3）で構成されていることを示しています。

さらに、1小さじも1/3大さじと重量が同じであるため、3大さじと1小さじでも30グラムになります。

このセクションでは、その計量方法についてさらに掘り下げて説明します。

容量（ml）と重量（g）の違い

大さじ1杯は15ml、小さじ1杯は5mlとされています。ただし、mlは容量（体積）を測る単位であり、重さを測る単位とは異なります。砂糖をはじめとする固体を量る際にmlとグラムを同一視してしまうことは一般的な誤解です。

この誤解は、液体の調味料である醤油やみりんなどにも当てはまり、mlとgを混同すると味付けに大きな影響を及ぼす可能性があります。

したがって、容量と重さは異なる概念であり、例えば砂糖大さじ1杯（15ml）が15gに相当するわけではないことを理解しておくことは大変重要です。

砂糖で比較する大さじ1杯と大さじ2杯の量

砂糖の重さは、砂糖の種類によっても差があります。
上白糖、三温糖、グラニュー糖、ザラメ、それぞれ大さじ１杯が何ｇかをまとめてみました。

※種類別、砂糖大さじ1杯あたりのおおよその重さ

※出典：共立食品株式HPより

表を参考にして自分が普段使う砂糖は大さじ1杯＝何gなのか覚えておくと調理もスムーズに進みますね。

砂糖30gと60gを大さじで表すと？

以下の表は「上白糖大さじ1杯＝9g」を基準にしています。したがって、レシピや調理時に家にはかりがない場合、この換算表を参考にすると便利です。小数点第二位以下を切り捨てることにより、より実用的な計量が可能になります。

※グラム数別　大さじ何杯になるか換算表

※小数点第二位以下を切り捨て

砂糖大さじ1杯のカロリーってどのくらい？糖質は？

砂糖の種類によっては糖質量やカロリーがわずかに異なりますが、基本的にはどの砂糖も高カロリー・高糖質であることがわかります。料理や飲み物に使用する際は、これらの数値を意識することで、健康管理に役立てることができますね。

※上白糖・三温糖・グラニュー糖・ザラメのカロリーや糖質の比較表

※100gあたりのカロリーは食品成分データベースより
※100gあたりの糖質は
※小数点第二位以下を切り捨て

通常、標準的な精製砂糖のエネルギー量は大さじ1杯で約35kcalとされています。砂糖類全般において、100g当たりのエネルギー及び糖分の含有量に顕著な違いは見られません。

全ての砂糖には、高いエネルギーと糖分が含まれています。料理に砂糖を多用すると、カロリーの摂取過多に繋がる可能性があります。甘く味付けされた料理は魅力的ですが、自分や家族の健康を考えると、適量を心がけることが推奨されます。

大さじ1杯の砂糖を正確に測る方法は？

大さじ1杯分の砂糖を測る際には、平らになるまで表面をならしてから、すりきり1杯を目安にするのが一般的です。具体的には、砂糖をさじで一杯に取った後、スプーンの背や箸などを使用して余分な部分を取り除きます。

砂糖、塩、粉類を含むさまざまな食材の量を測る時には、このすりきりの方法を活用すると良いでしょう。また、しょうゆのような液体を計量する場合には、液体がこぼれるギリギリまで入れます。

大さじでの計量法は、計測する材料によって異なりますので、この点も覚えておくと便利です。

砂糖30gは計量スプーンの大さじ何杯？60gなら？まとめ

当記事では、30gの砂糖は大さじ何杯になるかについて解説しました。覚えておきたいのは、上白糖大さじ1杯が約9gであるということです。これを知っていれば、量る作業をよりスムーズに進めることができます。

料理のレシピでは、グラム単位と大さじ・小さじの表記が混在しており、計量器や計量スプーンを使う必要があって面倒ですよね。しかし、大さじ1つで全てを計量できれば、工夫次第で調理時間の短縮や、洗うべき器具の数を減らすことができます。この方法をぜひ取り入れてみてください。