食パンをきれいに切る方法についてご紹介します。この方法は、切る際の「温度」と「包丁の長さ」に注目します。パン包丁を使う一般的な切り方から、普通の包丁を使った特別な技まで、幅広く解説します。
また、食パンガイドがなくても、牛乳パックを利用してまっすぐ切る方法についてもお伝えします。
私はホームベーカリーで食パンを焼くことがあり、いつもきれいに切れなくて悩んでいました。しかし、不器用な私でも実践できる食パンの綺麗な切り方や、牛乳パックを使った裏技を紹介します。
朝のストレスを軽減し、楽しい朝食の時間を過ごしましょう!
裏技伝授!食パンをきれいに切る方法をご紹介!
食パンをきれいに切るための秘訣は、どんなものがあるのか気になりますね。以下、順にご紹介します。
パン切り包丁を使用してきれいに切る方法
最も効果的な方法は、間違いなくパン切り包丁を使用することです。通常の包丁と比べて、より綺麗に切れます。
パン切り包丁は、その名の通り波刃包丁としても知られており、刃部分が波形になっています。また、通常の包丁に比べて刃渡りが長いのが特徴です。
波形の刃はパンの表面にしっかりと引っかかり、刃渡りの長さによって前後の動きが最小限に抑えられます。
パンを切る際にパンが崩れる最大の原因は、パンがしっかりと引っかからず、前後の動きが多いことです。
そのため、パン切り包丁はこれらの問題を解決してくれる理想的な道具と言えます。
普通の包丁を使用してきれいに切る方法
パン切包丁がない場合でもご心配なく。普通の包丁でもきれいに切れる裏ワザがあるのです!
ポイントは、「食パンよりも長い刃渡りの包丁を使うこと」と「温めること」です。
まず、お湯を沸かしておきましょう。そして、食パンは横に寝かせ、高さのところを上から下に切ります。
横に寝かせることにより、切る距離が短くなるのでパンの断面の気泡がつぶれにくく、切り口がきれいになります。
食パンの切りたい部分につまようじなどで印をつけておくと切りやすくなります。
食パンを切る準備ができたら、ここからが裏ワザポイントです。
包丁をお湯で温めます。パンの切り口が水でふにゃふにゃになるのが嫌な場合は、お湯で温めた布巾で包丁を拭いて温めましょう。
包丁の温度は50度くらいが最適です。ただし、いくら温めるからと言って直火で温めるのはやめましょう。包丁が傷む原因になり、切れ味が悪くなってしまいます。
包丁が温まったらいよいよ切っていきます。この時、刃渡りが食パンより長い包丁であれば包丁をひく際に力を入れずなでるようにして切りましょう。
食パンをきれいに切る裏技、牛乳パックを使った方法
食パンをきれいに切る裏技をご紹介しました。食パンを綺麗に切る秘訣は、実は温度なんです!
しかし、問題は食パンが綺麗に切れないだけではありません。食パンを切ろうとすると、思い通りにまっすぐ切れず、厚さが均等にならないことがありますよね?
食パンを均等に切るためのカットガイドはありますが、それを買うのは手間がかかり、また、厚さも固定されていて自分の好みに合わせることが難しいこともあります。
そこで、食パンのカットガイドがなくても均等に切る方法をご紹介します。
それは、牛乳パックを利用するのです!
切るための特別な道具を購入せずに、どこの家庭でも手軽にできます。
では、牛乳パックを使って、食パンを均等に切る方法をご紹介しましょう。
食パンを希望の厚さで切りたい場所に、牛乳パックの側面を当てます。側面を当てる際には、まだ切っていない部分に対して当てるようにします。
食パンを切る際に、食パンを押さえると同時に牛乳パックも押さえ、包丁を使って牛乳パックの側面に沿って切っていきます。
この方法で、牛乳パックをしっかりと食パンに密着させながら切ることができ、食パンを均等に切ることができます。
コツは、包丁を握っている手を牛乳パックに当てながら切ることです。
牛乳パックが手ぶれを防いでくれるため、綺麗に切ることができるのです!
通常は牛乳パックをすぐに捨ててしまうことが多いかもしれませんが、今後は食パンを切った後に捨てることをおすすめします。
食パンの厚さはどうやって決める?用途に合った切り方をご紹介
食パンの断面を美しく整える切り方と、均一な厚さを選ぶ方法についてご案内しました。
これまでのアドバイスを参考に、食パンを切ってみたくなったことでしょう。
食パンを自分好みの厚さに切ることは良いことですが、用途に応じて最適な厚さを知りたいとは思いませんか?せっかくの美味しい食パンを最高の状態で楽しみたいですよね。
ここで、用途に合った美味しい食パンの選び方をご紹介します。
サンドイッチの最適な厚さは?
サンドイッチにおいて、適切な厚さはその具材や好みによって異なります。一般的なサンドイッチの厚さは、12枚切りの食パンで幅1cmですが、これは具材を薄く挟むための典型的な厚さです。
もしもっとボリューム感を求める場合は、10枚切りの食パンで幅1.2cmにすることを検討してみてください。これは具材が少ないときに特におすすめです。
一方、具材が豊富でホットサンドにしたい場合など、12枚切りの食パンを使用するのが適しているでしょう。
関西地域では、薄い食パンが一般的でないかもしれませんが、10枚切りを手に入れるためには、5枚切りの食パンを半分に切る方法を試してみれば簡単に手に入ります。
トーストの最適な厚さは?
トーストはパンの風味を楽しむために、基本的には厚めに切るのがポイントです。
私は関西に住んでいるので、一般的には4枚切りと5枚切りの2つの厚さがあります。
4枚切りのトーストは、外側がサクサクで中はもっちりとした食感で、その違いを楽しむことができるのでおすすめです。
一方、硬い食感が好きな方には5枚切りが向いています。
バタートーストを作る場合は4枚切りが、ピザトーストを作る場合は耳の部分がクリスピーで生地風に仕上がるため、5枚切りがおすすめですよ。
フレンチトーストの最適な厚さは?
ここ最近、フレンチトーストが注目を集めており、そのために作る機会も増えているかもしれません。
フレンチトーストの魅力は、何と言ってもその特有の食感です。そのため、おすすめの食パン厚さは、4枚切り以下のしっかりとした厚さです。
これまでに、用途別に美味しい食パンの厚さを紹介しましたが、これはあくまで一つの指針に過ぎません。
好みは人それぞれ異なるものですので、あなた自身が最も美味しいと感じる厚さを見つけてみてはいかがでしょうか?
最後に
・食パンの断面を美しく保つ方法の一つは、パン包丁を使用することです。パン包丁が一番おすすめです。
・パン包丁を持っていない場合、包丁を約50度温め、刃の長い包丁の場合は前後に大きく、刃の短い包丁の場合は前後に小さく動かす切り方がおすすめです。
・カットガイドを使わずに、食パンを均等に切る方法として、牛乳パックを食パンにぴったり密着させて切る方法があります。
・サンドイッチ用に適した食パンの厚さは、具材が多い場合やホットサンドにする場合には薄い12枚切りがおすすめで、具材が少ない場合やもっちりした食感を楽しむ場合には10枚切りがおすすめです。
・トースト用に適した食パンの厚さは、バタートーストにする場合は4枚切り、ピザトーストにする場合は5枚切りがおすすめです。
・フレンチトーストには4枚切り以下の薄い厚さが適しています。
食パンを美しく切る方法を試してみると、食事がより楽しくなります。自分のペースで食べられるだけでなく、さまざまな食べ方を楽しむことができます。新しい切り方を試して、食パンの世界を広げてみませんか?楽しみが広がること間違いありません!