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ふにゃふにゃのキウイは腐ってるの?判断方法と保存方法

ふにゃふにゃのキウイは腐ってるの?判断方法と保存方法 食べ物の知識

年間を通じて簡単に購入できる栄養豊富なキウイですが、すぐには食べきれないことがよくあります。

長く置いておくと、キウイが柔らかくなることがあります。これはキウイが傷んでいるのか、それともまだ食べられるのか気になるところです。

実は、キウイが柔らかくなるのは、必ずしも悪い兆候ではありません。柔らかくなったキウイの状態を正しく評価することが重要です。

この記事では、キウイが柔らかくなった場合の判断基準と、傷んだキウイの見分け方について解説します。

 

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キウイがふにゃふにゃなのは腐っている証拠?

食べ物がいつもと違う状態になっている事に気付くと、その安全性が気になるものです。しかし、キウイの場合、柔らかさは必ずしも傷みのサインではありません。

キウイは収穫後も熟成が進む追熟型の果物で、家庭で保管していると徐々に完熟していきます。購入後時間が経過したキウイが柔らかくなっている場合、それは単に果肉が熟したためかもしれません。

熟したキウイはそのまま食べるのに適していないかもしれませんが、無駄にするのは惜しいです。スプーンで食べる方法や、少し加工してジャムにするのも良いでしょう。

完熟キウイは甘みが増しているため、ジャム作りには少ない砂糖で十分です。ナチュラルな甘さの美味しいキウイジャムが作れるでしょう。

 

キウイが腐っているかどうかの判断方法

キウイが柔らかいだけでは、熟れ過ぎなのか、それとも傷んでいるのかを区別するのは一筋縄ではいきません。

そこで、キウイが鮮度を失っているかどうかを見極めるための三つの主要な指標をご紹介します。

・見た目
・臭い
・味

 

見た目はどうか?

・カビの発生
・表面がシワシワで縮んでいる
・液体が滲み出ている

キウイの柔らかさ以外にも、腐敗は外見に変化をもたらします。

カビが生えている場合は一見して明らかです。さらに、液体が滲み出ていたり、逆に乾燥してシワシワになっている場合も注意が必要です。

これらは腐敗が進んでいる兆候であり、味が落ちる可能性が高いです。

 

臭いはどうか?

・鼻を突く不快な臭い
・アルコールのような香り

腐敗したキウイは、臭いにも変化が現れます。

熟した甘い香りではなく、不快な臭いやアルコールの香りがする場合、それは腐敗のサインです。

これはキウイの中でアルコールが分解されていることによるものです。

 

味はどうか?

・強い酸味
・苦味がある
・舌にピリピリとした感触

キウイが柔らかい場合、通常は甘みが増しているはずです。それにもかかわらず、酸味や苦味が際立っている場合、それは腐敗している可能性があります。

また、舌にピリピリとした感触があるのも危険の兆候です。残念ですが、そういったキウイは廃棄するのが賢明です。

 

ふにゃふにゃなキウイの保存方法

キウイは少し柔らかくなっても食べることができますが、できればその食感を保ちながら楽しみたいものです。

キウイは熟成する果物で、室温が暖かい環境に置くと、すぐに柔らかくなりやすいです。熟成を進めたい場合は問題ありませんが、既に十分に熟している、またはこれ以上熟成させたくない場合は、キウイを冷蔵保存することをおすすめします。

低温では熟成が遅くなるため、柔らかくなるのを遅らせることができます。

キウイは皮があるので冷蔵保存しても大丈夫だと思われがちですが、実は乾燥しやすい性質を持っています。

そのため、キウイを長持ちさせるには、乾燥から守ることが重要です。冷蔵する際は、新聞紙で包んだ後、プラスチックの袋に入れてください。

これにより、キウイの熟成速度をある程度抑制できますが、完全に止めることはできません。購入後、おおよそ1週間以内に食べることをおすすめします。

追熟してしまったが、一度に食べきれないキウイは、冷凍することで長期間保存できます。

 

冷凍したキウイはマズイ?

キウイは冷凍保存ができる果実の一つです。しかし、時折「冷凍したキウイは美味しくない」という声も耳にすることがあります。このような意見は、適切な冷凍や解凍方法を行わなかった結果生じることが多いです。

キウイは、収穫後も熟成を続けるタイプの果物で、時間が経つとより甘く、柔らかくなります。余分に購入したり、大量にもらったキウイを放置しておくと、過度に熟成して腐敗することもあります。

そんな時は、無駄にせずに冷凍保存して、後で美味しく楽しみましょう。

 

キウイは完熟してからの冷凍保存がおすすめ

「冷凍キウイが美味しくない」という話は、キウイが十分に熟していないために起こることがあります。

キウイは完熟すると急速に傷みやすくなるため、市場では完熟手前の状態で販売されていることが多いです。家庭で適切な状態になるまで保管することで、最高の食感と甘みが得られます。

しかし、キウイを低温で保管すると熟成が進まないため、甘みや柔らかさが十分でない状態で冷凍してしまうと、期待した味わいにはなりません。

そのため、キウイを冷凍する際には、完熟するまで待ってから行うことが重要です。キウイの完熟具合は、手で軽く押してみることで判断します。

キウイを縦に持ち、両端を軽く挟んでみてください。柔らかさを感じたら、それは熟している証拠です。ちょうどいい柔らかさで、指が少し沈むくらいが理想的です。

もしキウイが硬ければ、まだ熟していないので、室温でしばらく置いて熟成させましょう。

 

キウイの冷凍保存方法

キウイを冷凍保存する方法は2つあります。

(1)皮付きでそのまま冷凍
(2)皮を剥いてから切って冷凍

最初の方法は、手軽にキウイを楽しむ際に便利です。キウイを洗い、水気をキッチンペーパーで拭き取り、ジッパーバッグに入れて冷凍庫へ。冷凍したキウイは、水に浸しておくだけで簡単に皮が剥けます。これは非冷凍のキウイでは試せない便利なコツです。もし「皮剥きが面倒」と感じるなら、この方法は革新的かもしれません。

二つ目の方法は、キウイを皮を剥いて切り分けてから冷凍します。これにより、必要な量だけを取り出して食べることができます。好みの形(輪切り、角切り等)に切ったキウイをラップで包み、ジッパーバッグに入れて冷凍庫へ。

どちらの方法も、キウイを約1ヶ月間保存可能にします。新鮮なキウイが通常約1週間しか持たないことを考えれば、これは大きな利点です。

 

最後に

この記事では、キウイの熟成、傷み方、保存方法について解説しました。キウイが柔らかくなる現象には、単なる熟成と腐敗の両面があり、それらを区別するためのポイントが重要です。また、キウイを冷凍する際の適切な方法とその利点についても参考にしてください。

・キウイの柔らかさの理由: キウイは追熟型の果物で、家庭で熟成が進む。柔らかさは必ずしも腐敗の兆候ではない。
・キウイの腐敗のサイン: 腐敗の兆候は、カビの発生、シワシワの表面、異常な臭い(アルコール臭や不快な臭い)、味覚の変化(強い酸味や苦味、ピリピリする感触)。
・キウイの保存方法: 既に熟している、または熟成を遅らせたい場合は、冷蔵保存が推奨される。新聞紙で包んでプラスチック袋に入れると乾燥を防げる。
・キウイの冷凍保存: 完熟したキウイを冷凍することで、約1ヶ月間保存可能。皮付きのまま冷凍するか、皮を剥いて切ってから冷凍する2つの方法がある。

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